カメラ越し・動画撮影に最適なLEDビジョン

現在LEDビジョンの人気は急上昇しており、張り替えの要らない看板や休まない営業手法として活躍しています。

またオンライン配信やYouTubeでのクオリティが求められる中、LEDビジョンを活用して映像演出を行う事例も増えてきています。

例えばアーティストのPVの背景に使用することで移動しなくても様々な背景で撮影が可能であったりダンススタジオでのLEDビジョンとダンスのコラボレーションなどが検討され始めており、用途の可能性が広がっています。

目次

LEDビジョンのピッチ数とカメラの構造

LEDパネルにある粒をピッチと言いそのピッチがカメラでLEDビジョンを撮影した際に影響を及ぼします。

【モアレ現象】: 干渉縞が出る現象でカメラ側の解像度とビジョンの解像度が一致しない場合にモアレ現象が発生します。

これはピッチ2.6mmを2m程度離れた場所からの撮影動画です。iPhone 11proを使用して撮影しています。

この場合あまりモアレ現象は見られませんでした。

ここからは、モアレ現象を抑える方法についてご紹介致します。

 

①カメラの解像度を理解しLEDビジョンの解像度と差をなくす

解像度が合わずにモアレ現象が起こることがほとんどです。その場合、カメラの性能をあげることでこのモアレ現象を解消することが出来ます。

解像度を表す指標はカメラを購入する前に必ず記載がございますので必ず確認をお願いします。

②リフレッシュレート

LEDビジョンはリフレッシュレートという指標がございます。

リフレッシュレート:映像が画像単位で切り替わる速さを指します。

リフレッシュレートの図

リフレッシュレートが遅いと、その間に空白の間隔があるのでモアレ現象が起こりやすくなります。

この指標に関しては導入の際にお伺いください。実際現在LEDパネルのクオリティですと製品ごとにそれほど差がございません。

③ピントをぼかす or 対象を逸らす

LEDビジョンに対するピントをぼかすことで、モアレ現象が解決する事がございます。

またピントの対象をLEDビジョンの前にあるものに変更することで解消する場合もございます。

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